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アパートに監視カメラを設置するメリットとは?費用相場や設置時の注意点も解説

アパート経営では、家賃設定や空室対策だけでなく、入居者が安心して暮らせる環境を整えることも重要です。近年は防犯意識の高まりから、物件選びの際に防犯設備を重視する入居希望者も増えています。

その中でも監視カメラは、防犯対策として比較的導入しやすく、入居者の安心感向上にもつながる設備の一つです。一方で、「設置費用に見合う効果があるのか」「どこに設置すればよいのか」「管理会社へ相談した方がよいのか」と悩むオーナーも少なくありません。

実際の賃貸経営では、監視カメラを設置しただけで全てのトラブルが解決するわけではありません。設置場所や運用方法によって効果は大きく変わります。

そこで本記事では、アパートに監視カメラを設置するメリットや費用相場、設置時の注意点、管理会社へ相談するメリットまで詳しく解説します。

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目次

アパートに監視カメラを設置するメリット

入居者が安心して暮らせる環境づくりにつながる

アパートに監視カメラを設置する大きなメリットの一つが、入居者の安心感につながることです。

賃貸物件を探している人の中には、「夜間の帰宅が多い」「一人暮らしなので防犯面が心配」「子どもがいるので安全性を重視したい」と考える人もいます。そのような入居希望者にとって、監視カメラの有無は物件選びの判断材料になることがあります。

もちろん、監視カメラがあるから絶対に安全とは言えません。しかし、防犯対策に取り組んでいる物件という印象を与えやすくなります。

また、既に入居している住人にとっても、防犯設備が整っていることは安心材料になります。入居者満足度の向上は長期入居につながる可能性があり、結果として空室リスクの軽減にも役立ちます。

空室期間が長引くほど家賃収入は減少します。そのため、防犯対策を単なる設備投資ではなく、物件価値を維持するための取り組みとして考えることも大切です。

犯罪や迷惑行為の抑止効果が期待できる

監視カメラには、実際に映像を記録するだけでなく、犯罪や迷惑行為を未然に防ぐ効果も期待できます。

アパートでは、不審者の侵入や自転車盗難、車上荒らし、ゴミの不法投棄などが発生することがあります。また、共用部へのいたずらや無断駐車などに悩まされるケースも少なくありません。

こうした行為を行う人の多くは、人目を避けようとします。監視カメラが設置されていることが分かれば、「行動が記録されるかもしれない」という心理が働き、問題行動の抑止につながることがあります。

特にエントランスや駐車場など人の出入りが多い場所では、防犯カメラの存在そのものが防犯対策になります。

ただし、監視カメラはあくまでも抑止策の一つです。オートロックや照明設備など、他の防犯対策と組み合わせることでより高い効果が期待できます。

トラブル発生時の状況確認に役立つ

監視カメラの価値は、防犯効果だけではありません。実際にトラブルが発生した際の状況確認にも役立ちます。

例えば、駐車場で車に傷が付いた場合や、自転車が盗まれた場合、共用部の設備が破損した場合など、原因や経緯が分からないケースがあります。

そのような場面で映像が残っていれば、問題解決の手がかりになることがあります。

また、入居者同士のトラブルが発生した際も、管理会社が状況を把握するための参考資料として活用できる場合があります。

実際の賃貸管理では、「誰がやったのか分からない」「証拠がないため対応が難しい」という問題が少なくありません。監視カメラがあれば必ず解決できるわけではありませんが、状況確認の材料があることで対応しやすくなるケースは多くあります。


アパートに監視カメラを設置するデメリット・注意点

初期費用と維持費がかかる

監視カメラは便利な設備ですが、導入には費用がかかります。

カメラ本体の購入費だけでなく、設置工事や録画機器、配線工事などの費用も必要です。さらに、設置後も電気代やメンテナンス費用、故障時の修理費用などが発生します。

特に複数台設置する場合は、それなりの予算が必要になります。

そのため、「防犯対策になるから」と安易に導入するのではなく、物件規模や過去のトラブル状況を踏まえて費用対効果を検討することが大切です。

また、安価な機器を選んだ結果、映像が不鮮明だったり、短期間で故障したりすると十分な効果を得られないこともあります。目先の導入費用だけでなく、長期的な運用も考慮して判断する必要があります。

プライバシーへの配慮が必要になる

監視カメラを設置する際は、防犯だけでなく入居者のプライバシーにも配慮しなければなりません。

設置場所によっては、「常に監視されている」と感じる入居者もいます。

そのため、監視対象は共用部分に限定し、居室の玄関内部や室内が映り込まないよう注意することが重要です。

また、録画を行っていることを示す掲示を設置することで、トラブル防止や抑止効果向上につながる場合があります。

防犯対策とプライバシー保護のバランスを考えながら運用することが、入居者との信頼関係を維持するうえでも欠かせません。

設置場所によって十分な効果を得られない場合がある

監視カメラは設置すればよいというものではありません。

死角が多い場所に設置したり、必要なエリアを撮影できていなかったりすると、防犯効果は大きく低下します。

例えば、エントランスだけに設置していても、駐輪場やゴミ置き場でトラブルが発生することがあります。

また、夜間の撮影性能が不足している場合、肝心な映像が確認できないこともあります。

そのため、物件の構造や過去のトラブル発生箇所を踏まえながら設置場所を検討することが重要です。


アパートの監視カメラはどこに設置するのが効果的?

エントランス・出入口

アパートで最も優先度が高い設置場所の一つがエントランスや出入口です。

ここは入居者だけでなく来訪者や業者など、多くの人が出入りする場所です。不審者の侵入や無断立ち入りを確認しやすく、防犯対策として高い効果が期待できます。

また、トラブル発生時に誰が出入りしていたかを確認する手がかりにもなります。

駐車場・駐輪場

駐車場や駐輪場は盗難やいたずらが発生しやすい場所です。

特に自転車盗難や車上荒らしは、入居者満足度を大きく下げる原因になります。

ゴミ置き場・共用通路・集合ポスト

ゴミ置き場や共用通路、集合ポストも監視カメラの設置が効果的な場所です。

ゴミ置き場では分別ルールが守られない、不法投棄が行われるといった問題が起こることがあります。共用通路では設備へのいたずらや騒音トラブル、集合ポストでは郵便物の持ち去りなどが発生する可能性もあります。

こうした問題は、一度発生すると入居者同士の不信感につながりやすく、管理会社やオーナーの負担も大きくなります。

すべての共用部分に監視カメラを設置する必要はありませんが、過去にトラブルが起きた場所や、人目につきにくい場所を優先すると、より効果的な防犯対策につながります。



アパートの監視カメラ設置費用の目安

設置費用の相場

監視カメラの設置費用は、カメラの性能や設置台数、工事内容によって変わります。

一般的には、本体価格に加えて設置工事費や録画機器の費用が必要になります。配線工事が複雑な建物や、設置場所が高所になる場合は、工事費が高くなることもあります。

また、画質や夜間撮影性能、防水性能などによっても価格は異なります。価格だけで判断すると、必要な性能を満たせず、設置後に後悔する可能性もあります。

導入を検討する際は、見積金額だけでなく、どのような機器を使用するのか、保証期間はどの程度あるのかといった点も確認しておきましょう。

維持費としてかかる費用

監視カメラは設置して終わりではありません。

24時間稼働させる場合は電気代がかかるほか、録画機器の交換や故障時の修理、定期点検などの維持費も発生します。

最近ではクラウド録画サービスを利用するケースもあり、その場合は月額利用料が必要になることがあります。

初期費用だけを見て導入すると、「思っていたより維持費がかかる」と感じることもあります。長期間運用する設備だからこそ、ランニングコストも含めて検討することが大切です。

費用だけで判断しないことが大切

監視カメラを選ぶ際は、価格だけを比較するのではなく、運用面も考慮する必要があります。

画質が粗いと人物や車両が判別しにくく、夜間撮影性能が低ければ肝心な場面を記録できないこともあります。また、屋外設置の場合は耐候性や耐久性も重要です。

初期費用を抑えられても、短期間で故障すれば交換費用が発生し、結果としてコストが高くなる可能性もあります。

目先の安さだけでは判断せず、物件規模や管理方法に合った機器を選ぶことが、長期的なコスト削減にもつながります。

費用項目内容
カメラ本体台数・性能によって変動
設置工事費配線・取付工事など
録画機器レコーダー・保存媒体など
電気代継続的に発生
メンテナンス費点検・修理・交換など

監視カメラを設置する際に確認しておきたいポイント

管理目的を明確にする

監視カメラを設置する前に、「何のために設置するのか」を整理することが大切です。

空き巣対策を重視するのか、ゴミの不法投棄を防ぎたいのか、それとも駐車場でのトラブル対策なのかによって、必要な設置場所や機能は変わります。

目的が曖昧なまま設置すると、期待していた効果が得られないこともあります。

過去にどのようなトラブルが発生していたのかを振り返り、優先順位を決めたうえで導入を検討しましょう。

録画方法や保存期間を確認する

録画方法には常時録画や動体検知録画などがあり、それぞれ特徴が異なります。

また、録画データの保存期間が短いと、トラブルに気付いた頃には映像が上書きされてしまうこともあります。

どのくらいの期間保存できるのか、映像を誰が確認できるのか、データはどこに保存されるのかなど、運用方法まで事前に確認しておくことが重要です。

管理会社と役割分担を決めておく

管理会社へ管理を委託している場合は、監視カメラの運用方法について事前に相談しておくことをおすすめします。

映像確認の依頼は誰が行うのか、故障時はどこへ連絡するのか、入居者から問い合わせがあった場合は誰が対応するのかなど、役割を決めておくことで運用がスムーズになります。

管理会社によって対応範囲は異なるため、契約内容も確認しておくと安心です。


監視カメラの設置を管理会社へ相談するメリット

物件に適した設置場所を提案してもらえる

管理会社は日頃から物件を管理しているため、建物の構造や過去のトラブルを把握している場合があります。

そのため、防犯上どこに設置すると効果的なのか、死角はどこにあるのかなど、物件に合わせた提案を受けられることがあります。

専門業者と連携している管理会社であれば、設置工事までまとめて相談できるケースもあります。

入居者対応まで含めて任せられる場合がある

監視カメラを設置すると、設備に関する問い合わせやトラブル対応が発生することがあります。

管理会社が対応範囲に含めていれば、オーナー自身が一つひとつ対応する負担を軽減できる可能性があります。

ただし、すべての管理会社が同じ対応を行っているわけではありません。契約内容を確認し、どこまで任せられるのかを把握しておくことが大切です。

管理会社によって提案内容や費用は異なる

監視カメラの導入方法や提案内容は、管理会社によって違いがあります。

防犯設備に積極的な会社もあれば、必要最低限の提案にとどまる会社もあります。また、提携する施工会社や管理方針によって費用やサポート内容も異なります。

そのため、1社だけで判断するのではなく、複数社を比較すると違いが見えやすくなります。管理内容だけでなく、防犯対策への考え方も比較することで、自分の物件に合った管理会社を選びやすくなるでしょう。


管理会社の比較ならカソット

アパートへの監視カメラ設置は、防犯設備を導入すること自体が目的ではありません。入居者が安心して暮らせる環境を整え、その設備を適切に運用できる体制をつくることが大切です。

実際には、監視カメラの設置場所の提案や導入後の管理方法、トラブル発生時の対応、設備点検への考え方などは管理会社によって異なります。そのため、「どこに設置すれば効果的なのか」「運用まで任せられるのか」といった点は、複数の管理会社を比較することで違いが見えやすくなります。

カソットでは、全国100社以上の管理会社の中から、物件や希望条件に合った会社を最大6社まで無料で比較できます。管理委託を初めて検討する方はもちろん、現在の管理会社の防犯対策や対応に不安を感じている場合にも、それぞれの提案内容や管理範囲、費用を比較しながら、自分の物件に合った管理会社を見つけることができます。

一社だけでは分からなかった管理方針や提案内容の違いを知ることで、より納得感のある判断につながります。監視カメラの設置を含め、物件全体の管理体制を見直したいと考えている場合は、まずは複数社を比較し、それぞれの提案を確認してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

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免責事項

本記事は、2026年7月時点の法令、ガイドライン(環境省・国土交通省等)および一般的な実務情報に基づいて作成されています。執筆には万全を期しておりますが、その内容の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。

本記事は、不動産経営における一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約内容やトラブルに対する具体的な判断・助言を行うものではありません。騒音トラブルへの対応や管理にあたっては、必ずご自身の管理委託契約書や関係規約をご確認のうえ、必要に応じて管理会社、弁護士、専門家等へご相談ください。

また、法令の改正や各種ガイドラインの更新、物件ごとの条件や地域差等により、本記事の内容と実際の運用が異なる場合があります。最終的な判断は必ず最新の情報および個別事情に基づいて行ってください。

著者プロフィール

カソット コラム編集部

カソットは、不動産オーナーと管理会社をつなぐマッチングサービスです。
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これまで400社以上の不動産会社のWeb集客・サイト制作を支援してきた経験をもとに、現場で実際に起きている課題や、管理会社ごとの対応の違いを踏まえた実務的なノウハウをお届けしています。

「適切な管理会社選びが、賃貸経営を大きく変える」
その考えのもと、オーナー様が納得して判断できるよう、リアルな情報を分かりやすく発信しています。

この記事を書いた人

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