【入居者に人気】おすすめの住宅設備ランキングTOP10

おすすめの住宅設備ランキングTOP10

 

早速、おすすめの住宅設備ランキングトップ10をご紹介します。それぞれ順番に見ていきましょう。

【第1位】エアコン

おすすめ住宅設備第1位に輝いたのは、エアコンです。

エアコンを含めた家具家電を設置すると、空室対策として最も効果的でしょう。なぜならエアコンがあるだけで、入居者は初期費用を数万円ほど浮かすことができるからです。

自腹でエアコンを設置すると、5~10万円は必要でしょう。また、エアコン以外の家具家電も含めると、合計で20万円前後はかかるかと思います。さらに敷金礼金が加わると、初期費用だけで膨大なお金が必要になります。

入居者が最も気にするのは、「どのくらいの初期費用が必要か」なはずです。エアコンが住宅設備として備わっていると、それだけで初期費用を大幅に抑えることができるため十分な差別化を図ることができるでしょう。

【第2位】都市ガス

おすすめ住宅設備第2位は、都市ガスです。

単純に、プロパンガスより料金が安いことが人気の理由です。実際、都市ガスの料金はプロパンガスの約半額になります。あくまで都市ガスは公共料金であるため、プロパンガスとは違い事業者がガス料金を勝手に決めることは不可能です。

そのため、ガス料金が突然値上がりする心配もないでしょう。

【第3位】TVモニター付きインターホン

おすすめ住宅設備第3位は、TVモニター付きインターホンです。

TVモニター付きインターホン最大のメリットは、防犯性が高いことです。玄関のドアを開けずに用件が聞け、さらには訪問者の顔や声を確認できるためトラブル防止に繋がります。昨今では悪質な訪問販売や不審者も増加しているため、特に女性の1人暮らしではTVモニター付きインターホンは必須の住宅設備です。

【第4位】追い焚き機能付きのお風呂

おすすめ住宅設備第4位は、追い焚き機能付きのお風呂です。

追い焚き機能とは、冷めてしまったお湯でも簡単に沸かし直せる機能のことです。家族の中で生活リズムが違う場合、お風呂に入る時間もバラバラだと思います。また、朝風呂派と夜風呂派に分かれることもあるでしょう。そのような場合でも、追い炊き機能付きのお風呂なら足し湯の必要がないため、水道代を浪費しなくて済みます。

【第5位】宅配ボックス

おすすめ住宅設備第5位は、宅配ボックスです。

ネット通販が普及した背景もあり、宅配を利用する頻度も増えましたよね。しかし1人暮らしや夫婦共働きの場合、荷物を受け取れないことも多いでしょう。そんな時、不在時でも宅配ボックスがあれば受け取れますし、加えて防犯対策にもなります。

【第6位】温水洗浄便座

おすすめの住宅設備第6位は、温水洗浄便座です。

既に広く普及している温水洗浄便座ですが、物件探しでも条件の1つになっています。特に今まで温水洗浄便座を使用してきた方であれば、衛生面が気になるため必須でしょう。また常に便座が暖かいため、便座が冷たくなる冬でも安心です。

【第7位】無料インターネット

おすすめ住宅設備第7位は、無料インターネットです。

現代において、インターネットは必須のアイテムになりました。だからこそ、経営するアパートやマンションにインターネットを設置するのは当たり前の時代と言えます。

無料インターネットが設置されていれば、入居後すぐにインターネットを使用できるため入居者からすると手間が省けます。加えてインターネット代も無料なため、固定費を浮かせられるメリットもあります。

【第8位】Wi-Fi

おすすめ住宅設備第8位は、Wi-Fiです。

インターネット同様に、Wi-Fiも現代では必須でしょう。 アパートやマンションにWi-Fiが設置されていない場合、入居者が自らWi-Fiルーターを準備する必要があります。それでは当然手間も費用もかかるため、Wi-Fiが完備されている競合他社に取られてしまいます。

【第9位】遮音性能の高い窓

おすすめ住宅設備第9位は、遮音性能の高い窓です。

窓は壁や天井と比較しても、音が伝わりやすい場所です。道路に面した部屋なら、なおさら遮音性能の高い窓が必要でしょう。実際、騒音が原因でトラブルになるケースは少なくないため、意外に重要な住宅設備です。

【第10位】24時間ゴミ出し可能

おすすめ住宅設備第10位は、24時間ゴミ出し可能な物件です。

本来ならゴミを出す日時が指定されており、それ以外の日時にゴミを出すとルール違反になります。しかし入居者専用のゴミ置き場があると、好きなときにゴミ出しが可能なため忙しい方も安心です。

加えて基本的に部屋にゴミが溜まる心配もなく、自室を清潔に保てるメリットもあります。

住宅設備が重要視され始めた背景

 

ここまで、おすすめ住宅設備ランキングTOP10を紹介してきました。

他のアパートやマンションと差別化を図る上で、住宅設備は最も効果的です。その背景として、上記2点が挙げられます。

インターネットの普及

数十年ほど前はインターネットがなく、風呂なし・トイレ共同のアパートが主流でした。そのような時代に、住宅設備にこだわる入居者もいなかったでしょう。

しかし時代はどんどん進化し、インターネットを使用した物件探しが主流となりました。さまざまな条件を指定して希望の物件を探せるようになり、そんな中で住宅設備に求められるレベルも上がっていった傾向があります。

その結果競争が激しくなり、より快適で住みたいと思ってもらえる家になるよう住宅設備への意識が高まっていきました。

住宅メーカーのアパート建築

住宅メーカーは、本来マイホームの注文と建築を主流に事業を行っていました。しかし1990年代にバブルが崩壊して以降、マイホーム受注の減少をきっかけにアパート建築にも注力し始めています。

初期は、設備のグレードこそマイホームより明らかに低いものでしたが、ここ10年でグレードも上がり分譲マンションに近い設備を採用する会社が増えてきました。その背景には、入居者が住んでいた実家の設備向上があるためと考えられます。

つまりキッチンや風呂・トイレ、セキュリティ面などの住宅設備を充実させないと、他社との差別化が難しくなってきたのです。

このような背景があり、住宅設備に力を入れるアパート経営者が増えていきました。

まとめ

住宅設備の充実は、他社と差別化を図る上で非常に大きな効果を発揮します。その反対に、住宅設備が不十分だと差別化は難しいと言えます。

だからこそ、入居者目線に立った理想の賃貸物件を試行錯誤していくことが今後の経営に大きく関わってくるのではないでしょうか。