「ゴーストマンション問題」オーナー様必見です。
今後大きな問題になると予想されている「ゴーストマンション問題」はご存知でしょうか。
オーナー様には強く意識して経営をしていただきたいと思っております。
当記事をご覧になられて、マンション経営に対する意識が少しでも強まれば幸いです。
ゴーストマンションとは?
ゴーストマンションとネットで検索した際に、映画作品が表示されます。
こちらの映画では心霊現象が起きる物件を題材にしていますが、本来の意味は【心霊とは全く関係ありません】
では本来の意味について解説をします。
ゴーストマンションとは、建物が老朽化し、管理者によって維持する意識がなくなった状態のマンションのことを指します。
(参照:Yahoo!ニュース「絶望でした」滞納、そして孤独死…築古マンションの酷い末路)
さらに解体する費用も意思もないまま、居住者からは修繕積立金を徴収し続け、管理会社やオーナー様などに対し不信感を募らせる結果となっていきます。
建物に対して管理が行われていない状態が続くと、「共有財産」としての意識が薄まり、居住者のモラルも低くなります。
対策方法について
「ゴーストマンションになる前に売却すれば良い」「物件としての価値がないなら解体すれば良い」という意見も出るかもしれませんが、現実はうまくいきません。
前者の売却問題ですが、建物自体の価値が低下しているので売却価格自体は低くなります。また、売却が成立した後も建物自体は存続するので、大規模な改修工事などをしない限り、根本的な解決にはなっていないので、社会的な問題は抱えたままになります。
では次に後者の「解体」ですが、こちらも大きな資金が必要となってきます。
市川工業株式会社が運営する「解体の達人」サイトによると、RCマンションの解体費用は1戸あたり200万から1,000万円かかります。
50戸のマンションだと1億から5億円にものぼると予想されます。
(参照記事:解体の達人)
長期に渡って経営をしてきたのにも関わらず、このような事態になってしまっては元も子もないですね。
では、どのようにすればゴーストマンションにならずに住むのでしょうか。
それは、しっかりとした管理体制を整備することです!
まとめ
ゴーストマンション問題の対策として「管理体制の整備」と言いましたが、今現在の管理体制を整備すれば良いというわけでもありません。
マンション経営は長期に渡って行われるもの。それは相続後の話でもあります。
オーナー様がマンション経営をしっかりとされていても、相続が起きた後に「経営に対する意識」が薄れてしまっては望まぬ形となるでしょう。
そのようなことを防ぐために、現在の管理体制から遠い将来を見据えたマンション経営が必要です。
そのためには、オーナー様に適したベストな管理会社を探されることが重要です。
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