2020.04.6

今注目のインバウンドビジネス「民泊」のメリットデメリットについて

最近では飲食店のメニューに日本語以外の言語が載っていることは珍しくありません。
街を歩けば、外国人観光客をターゲットにしたサービスも数多く見かけるようになりました。
訪日外国人の増加に伴い、様々なインバウンド向けビジネスが見られるようになりましたが、その中でもとくに不動産業界で注目されているインバウンド向けサービスといえば「民泊」です。
今回は民泊のメリット・デメリットについてまとめてみました。

民泊とは

旅館やホテルのような宿泊施設ではなく、民家に宿泊することを言います。
空き家になってしまった一軒家、アパートの一室、別荘など様々なものが「民家」に含まれます。
ただ泊まるのではなく、その地域での暮らしを体験できるということから外国人観光客にとっては非常に魅力的に見えるでしょう。
空き家に宿泊する「家主不在型」、同じ屋根の下に家主が住んでおり、空き部屋に宿泊する「家主居住型」の二通りがあります。
家主居住型の場合、家主家族との食事や交流ができるため、旅行者の要望によって使い分けられています。

民泊のメリット・デメリット

利用者には宿泊費が安い、地域の暮らしを体験できるなどのメリットがありますが、不動産オーナーにもメリットがあります。
オーナー側のメリットと、デメリットについてもご紹介します。

民泊のメリット

空き家を有効活用できる

建物は利用する人がいないと傷むのが早くなり、管理費がかさんでしまいます。
空き家を民泊用の宿泊施設として利用することができれば、所有しているだけでお金がかかっていた不動産が、民泊の宿泊料で収入を得ることができる民泊物件となります。

民泊物件として売却が可能

不動産業界でも民泊事業は注目されており、民泊物件は奪い合い状態になっています。
所有する物件で民泊の許可を取得しておくことで、その物件を購入した人は民泊を運営することができます。条例により禁止されている場合もあるため、民泊に使える物件というのは貴重なのです。喉から手が出るほど欲しい民泊物件なら、売り手が有利に売却を進めることができるでしょう。

民泊のデメリット

利用者との文化の違い

外国人観光客と一言に言っても様々な国の人が存在します。
その中には日本語がわからない人や、日本とは全く違う文化の人もいるでしょう。
注意事項の張り紙が読めず設備を壊してしまう、文化の違いで部屋を汚してしまうなど部屋の利用に関するトラブルが非常に多くなってしまいます。

年間営業日数の上限が180日である

以前は無許可で民泊を運営する民泊が多くあったため、民泊新法では「年間営業日数は180日まで」とされています。もし民泊がメインのビジネスだとすれば、一年の半分しか営業できないことになりますので大きなロスだと言えます。ですので残りの日数をイベントスペースとして貸し出すなど、一年を通して稼働率を100%に近づける努力が必要となります。

まとめ

民泊は非常に注目されているビジネスであり、民泊物件の需要も非常に高いです。
しかし、大きなメリットがある反面、文化の違いや営業日数の制限などデメリットも存在しますので、しっかり対策をしてこれらのデメリットと向き合うことが必要になります。

貸したいサポート関西掲載店舗募集中

人気記事ランキング

新着記事一覧

カソットについて

カソットは、分譲マンション、一棟マンション、一棟アパート、一戸建て、テナント(店舗・事務所)、土地等の所有者様、オーナー様の為に当社の審査基準を満たした複数の賃貸管理会社より管理費、管理内容のお見積りや専任客付けの依頼をお申込み出来るサービスです。 いくらで貸せるのか知りたい、賃貸管理会社を探している、長期間の空室で困っている、出来るだけ高く貸したい、入居者トラブルで困っている…など賃貸経営にある悩み事を解決するお手伝いを致します。 複数の賃貸管理会社に完全無料でお見積り依頼出来ますので管理費、管理内容を比較して所有者様、オーナー様に最適な賃貸管理会社をお選びください。 また、各賃貸管理会社の特徴や強みをまとめた特集ページをご覧いただき、気になられた会社を指定して賃貸管理や客付け業務等のお問い合わせをすることもできます。(完全無料) カソットは、管理会社の豊富な情報を掲載し、管理会社をお探しの分譲マンション、一棟アパート、一棟マンション、一戸建て、テナント(店舗・事務所)、土地等の所有者様、オーナー様を全力サポートします。

管理会社選びでお困りの方へ

カソットが希望にあった管理会社を無料でお探しいたします

の悩みを解決

完全無料!今すぐ相談

不動産会社様へ

掲載会社様を
無料資料請求できます

資料請求はこちら