【大阪市】保育施設付きのマンションが建設《第一号》
大阪市は待機児童問題の解消が最重要と考えており、そのために2018年4月1日から新たな施策を推進してきました。
その内容を簡単に説明しますと、「大規模マンションの建設計画が固まる前に、大阪市と建設主の間で保育施設等の設備に関する協議を義務付ける」というものです。
2020年6月25日、その条例に従って保育施設付きのマンションが建設されることが決定しました。
保育施設付きマンションの需要
第一号の建設が決定されたことで、このマンションのスタイルに注目が集まります。
メリット紹介
入居者視点のメリット
入居者のメリットとして、優先的に入居できる以外にも、送迎の負担が減ることが考えられる。
通勤の際にエレベーターから降りて子供を預けるだけというのは、保護者の負担も減る。さらに子供が体調を崩した時などは自宅までの距離が近いので、子供もすぐに帰宅できる。
マンション経営視点のメリット
次に、マンションを経営する側の視点に立ってメリットを紹介する。
メリットとして、入居率の高さと補助金を受け取れる2点が挙げられます。
入居率の高さですが、ファミリー層からの人気が高まることから人気物件になると考えられます。経営側には賃料が収益として入りますので、入居率の高さは収益に直結してきます。
もう一つの補助金ですが、保育施設の区分所有が保育事業者にあるときは対象外となってしまうケースがあるので注意が必要です。
まとめ
大阪市で保育施設付きのマンションの建設が決まりました。
入居者は優先的に入居できるなど、ファミリー層に人気のポイントが詰まっています。
今後、さらにこの流れが加速するのではないでしょうか。
カソットでは全国のオススメ管理会社を多数掲載しています。
新しく保育施設付きのマンションを建設して、マンション経営をする方はぜひご利用ください。